高血圧

血圧を下げる食品・たまねぎ

たまねぎは血液をサラサラにして動脈硬化を予防してくれる薬効の多い常備野菜です。たまねぎの効果とレシピについて紹介していきます。

ケルセチンと特有の刺激成分が有効

たまねぎ・ケルセチン中央アジアが原産地の玉ねぎは、紀元前3千年以上も前からメソポタミアやエジプトで栽培されていたと言われます。ピラミッド建設に関わる労働者たちが、にんにくと一緒に食べていたという記録もあり、ヨーロッパでは風邪、下痢、利尿、血流改善などに幅広く用いられてきました。日本には明治時代になって入ってくるようになりましたが、薬効があるうえに、いろいろな料理に使いやすく、日持ちのいい野菜として、今ではすっかり常備野菜として定番になっています。玉ねぎに特有の成分は、イソアリインというイオウ化合物の一種で、玉ねぎの刺激臭や辛味のもとです。玉ねぎを切ると涙が出るのは、このイソアリインが空気中に飛び散って、目や鼻を刺激するため。イソアリインには、血液を固まりにくくして、血栓ができるのを抑える作用があり、動脈硬化の予防に効果的です。さらに、玉ねぎには、ポリフェノールの一種であるケルセチンという成分が含まれています。これは油と結合する作用があるので、腸内の脂肪と結びついて便と一緒に排出し、血液をサラサラにしたり、肥満を予防するのに役立ちます。また、抗酸化作用も強く、血管を丈夫にして高血圧や動脈硬化を予防・改善するのにも効果的に働きます。

新種のたまねぎについて

一般的に出回っている玉ねぎは、黄玉ねぎですが、最近はレッドオニオンやペコロスといった新種の玉ねぎも手に入るようになりました。レッドオニオンは、鮮やかな赤紫色をした品種で、その赤い色素のもとがβ-カロテンです。β-カロテンもポリフェノールの一種なので、ケルセチンと合わせて抗酸化力がより高まり、玉ねぎの効用と「赤い野菜」としての効用を併せ持った、優れた野菜と言えます。味は黄玉ねぎより甘味があり、水分も多く、辛味や刺激臭がひかえめなので、サラダなどの生食に向いています。ペコロスは、直径3~4cmの小さい玉ねぎで、見た目がかわいらしく、ピクルスなどに向く素材です。玉ねぎの効能を生かすには、調理法に気を配ることが大切です。血中脂質を減らして血圧を下げるには、加熱調理が向きますが、血糖値を下げたい人には、生食が適しています。ただし、水溶性ビタミンが溶け出さないよう、水にさらす時間は短めにしましょう。

おすすめレシピ・たまねぎの皮の煎じ茶

材料◆2杯分

●玉ねぎの皮・5g
●水・500ml

材料◆1回に作りやすい分量/2杯分



玉ねぎの皮の煎じ茶玉ねぎの有効成分であるケルセチンは、じつは中身より、外皮に多く含まれているので、皮で煎じ薬を作ってみましょう。1日に2回ほど、食間に飲みます。

玉ねぎの皮の煎じ茶の作り方

①鍋に水と玉ねぎの皮を入れ、中火にかけます。
②沸臆したら弱火にし、水が半分量になるまで煎じます。
③茶こしでこし、少し冷ましてから飲む。

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