メタボリックシンドロームについて
肥満で高血圧の人は注意が必要なのがメタボリックシンドロームです。症状が軽度でも動脈硬化が進行していきます。メタボリックシンドロームについて紹介していきます。
メタボリック・シンドロームは動脈硬化を進行させるもうひとつのメカニズム
高血圧が続くことで、動脈硬化が進むことは有名ですが、近年はこれに加え、高血圧を含む複数の危険因子が重なることで、動脈硬化が進行することが指摘されています。つまり、血圧が高い状態から動脈硬化が進むメカニズムには、高血圧を主要因として起こる血管の硬化と複数の生活習慣病が重なり、それらの影響関係によって起こる血管の硬化 (メタボリック・シンドローム)の2つのルートがあります。このため、命に関わる病気につながる動脈硬化を防ぐには、ほかの生活習慣病にも注意が必要となります。
軽度の症状でも油断は禁物
あなたのメタボリック・シンドローム診断・治療
2005年に策定された日本人向けの診断基準が以下のものです。
以下のチェック①の肥満+2項目以上だとメタポリツク・シンドロームに該当します。