血圧を下げる食品・いか・たこ・貝類
いか・たこ・貝類に多く含まれるタウリンは高血圧を改善し、肝臓や心臓の機能をアップしてくれます。いか・たこ・貝類の効果について紹介していきます。
いか、たこ、貝類に多く含まれるタウリンの働き
コレステロールが多い食品の料理法
タウリンを多く含む魚介類
高タンパクで低カロリー
たこは良質のたんばく質を豊富に含み、低カロリーな食品です。しかも、消化に時間がかかるので、ダイエット効果のある食材として人気です。当然タウリンも豊富で、血圧を安定させ、血中脂質を減らす働きをします。また、亜鉛も多いので、血流を促進し、免疫力を高め、傷の治りを早くするのにも効果的です。ただし、胃腸の弱い人は食べ過ぎないように注意しましょう。
EPAやDHAを含む
いかは良質なたんぱく質やタウリンのほか、EPAやDHAも含むので、総合的な栄養価が高く、高血圧予防に効果的な食品です。コレステロールが多めですが、タウリンを含むので、相殺効果があります。量や料理法に気をつければ、それほどコレステロール値は上がりません。揚げ物を避けて刺身や煮物で適度に楽しむといいでしょう。低カロリーなので、ダイエット中の人にもおすすめです。
肝臓の機能を高める
あさりには良質のたんばく質やタウリンのほか、ビタミンB2やB12が豊富に含まれています。ビタミンB2は脂質の代謝に関わって肥満を防ぎます。ビタミンB12は貧血を予防・改善し、肝臓の機能を強化します。また、鉄やカルシウムも多いので、貧血の予防・改善効果を高めます。新鮮なあさりかを選ぶポイントは、殻の模様がはっきりしていることと、殻をしっかり閉じていることです。
亜鉛で血流をよくする
「海のミルク」と呼ばれるかきは、良質なたんばく質やタウリン、各種ビタミンやミネラルを含む、非常に栄養価の高い食品です。とくに、亜鉛が豊富に含まれており、血流の促進や免疫力アップに効果的です。鉄や銅などのミネラルも多く、亜鉛とともに貧血の改善に働きます。また、DHAも含まれているので、タウリンとともに高血圧の予防や改善に効果を発揮します。